ロマネスク様式

ロマネスク様式

ゴシック以前に普及した中世西ヨーロッパの様式で、急勾配の寄棟屋根の袖棟や円錐形の付属棟が特徴です

ロマネスク建築は、ゴシック建築以前の中世西ヨーロッパの建築様式です。代表的な建築物としてはイタリアのピサの大聖堂が有名です。ロマネスク様式は、ローマ風を意味していますが、石造の厚い壁で半円のアーチ型スタイルが典型的なスタイルで、教会建築において最高の技術が集約されています。

ロマネスク様式について

ロマネスク様式は、急勾配の寄棟屋根に、切妻屋根の袖棟や円錐形の屋根の付属棟が設けられています。窓、ポーチコ、ドアなどの開口部は、基本的に半円形のアーチを採用。外壁は組石造または組石造デザインです。玄関扉は一枚扉で採光用欄間(トランザム)があります。窓は一枚ガラスサッシのダブルハング・ ウィンドウに半円形のアーチフードの欄間を設けています。

資料:アメリカン・ハウス・スタイル/発行:住宅生産性研究会/筆者:JHON MILLNES BAKER,A.IA/訳者:戸谷英世

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