2×4
ツーバイフォー工法は頑強な6面体構造で高い耐震性・耐風性を発揮します東日本大震災の発生以来、地震や風水害が多発している昨今。住まいに十分な耐震性や耐風性を確保しておきたいところです。頑強なツーバイフォー工法は、6面体のモノコック構造で地震の揺れを分散し、倒壊や損害を防ぎます。
木は地震に弱いような印象がありますが、実は鉄の約2倍の引っ張り強度があり、圧縮される力に対する圧縮比強度はコンクリートの約7倍あるといわれています。ツーバイフォー工法は、このような木の特性を活かす断面サイズ2×4インチ材を主に使用。この構造材は国際的に統一された規格で、コストダウンと現場での合理的な施工が可能になっています。
また、住まいの全体は壁4面と床・天井2面の6面体からなるモノコック構造で構成。この構造はスペースシャトルや新幹線、F1レーシングカーにも採用されています。
卵の殻のように躯体を一体化。床面・壁面・屋根面で箱をつくりあげます。
一般的な在来工法や鉄骨プレハブ工法の住まいは、柱や梁などの軸組みで支えているため、地震や台風などの外部からの力が、壁・床・屋根などの接合部に集中します。一方、ツーバイフォーのモノコック構造は、構造体全体で力を分散・吸収して建物の変形や倒壊を防止します。
1995年に発生した阪神・淡路大震災でもツーバイフォーの家は全半壊・半壊ゼロ(地盤の崩壊などを除く)。東日本大震災でも98%の住まいが居住に支障がないことが判明し、高い耐震性が証明されました(※津波被害を除く。社団法人日本ツーバイフォー建築協会調べ)。
ツーバイフォーのモノコック構造は、外部からの力を構造体全体に分散し、ねじれや変形を防ぎます。
日本の建築は尺モジュール(910mm)を基本に設計されていますが、ユニバーシスが採用しているのは本場アメリカ方式のフィート・インチモジュールです。
このフィート・インチモジュールは406.4mm(16インチ)ピッチが基準寸法となり、その倍数で空間を構成しています。
日本の輸入住宅の中には輸入部材を使いながらも尺モジュールで、1枚の合板に3本のスタッド(間柱)を施工している場合もあるようです。
ユニバーシスでは本場アメリカのツーバイフォー工法に習い、4本のスタッド(間柱)に4×8モジュール(1219mm×2438mm)の構造用合板を貼り、日本のツーバイフォー住宅よりも強度を高めています。
基礎には立ち上がり部分はもちろん、底全面にまで配筋を施し、土間コンクリートを打ち込む頑強なベタ基礎を採用。家の荷重を底板全体で受け止め、面で支えるので耐震性が高く、しかも湿気を防ぐというメリットがあります。
ユニバーシスでは、このベタ基礎に基礎断熱を採用することにより、アメリカではスタンダードな仕様である広い地下空間を設けています。その空間に換気ダクトを入れることで結露を防ぎ、1階床の底冷えの不快感を解消しています。
地下空間は収納スぺ―スや趣味の音楽室などとして利用することもでき、水道配管や土台のチェックも容易に行えます。また、一般の基礎の立ち上がりをGL(地盤面)+500とし床下のメンテナンス効率を高めています。
基礎の底全面にまで配筋を施し、土間コンクリートを打って耐久を高めています。
ユニバーシスは、耐久性と快適性に優れたツーバイフォー工法と高気密高断熱仕様、全館空調システム等より、末長く安心・快適に暮らし続けられる住まいをご提供いたします。